先日の結いで、床下に入れた土も少しずつ乾燥中。。
そこで面白いことが!
熟成土を入れた部分と
熟成土が足らずに、寝かせていない荒壁土を積めた部分との
あきらかな違いが!
こちら熟成土
こちらは寝かせていない荒壁土
(寝かせていないので土も赤い)
ねっ!すごいぐらいに違いが。。
寝かせた熟成土は、よく土が締まっているので表面割れが起こっていないのに対して、
寝かせていない荒壁土は、土の収縮がとても大きく、また土同士の結束が弱いのが感じられる。
塗る時も、熟成土はネバネバした感じでとても粘く塗りにくいです。。
この土の締まり具合や強さが雨風にも強く、地震にも丈夫な壁をつくることになるのです。
こういった土の性質は、まだまだよく解明されていない部分が多いのが現状。
まあ土壁に限らず、昔ながらの家づくりは、そのほとんどが未解明で謎な部分ばかり。
でも先人たちが幾世代にもわたって築きあげてきたカタチには、無駄がなく、すべてが自然の道理にかなっていると、いつも肌で感じるところ。。
いつもこういった何気ないかたちで、先人たちの智恵を垣間見せてもらう気持がします。。
さあさあ今週日曜日も、第2弾の土のワークショプ!
楽しみです~!
最近のコメント