一瞬一瞬を大切に。。

 

春になり、植物の動きに合わせて忙しくなってきたこの頃です。
母の他界を機に、あらためて”生きる”という事を肌で強く感じるようになった日々。
もっと今まで以上に一瞬一瞬を大切にしていこうと想っている今日この頃です。

そこでこれまでやってきた畑しごとに、新たな仲間たちが加わって今シーズンから共同畑としてやっていく試みをスタートしました♪
だんだんと若いころとは違ってこの広さが年々大変になってきたというのもありますが、安全な食べ物を自分の手で自給自足していくという意識は年々高まってきつつあるように思うし、何にしたって独りでするより助け合ってするほうが力となるし楽しい。出来た収穫物は当然独りでは食べきれない。
広い広い畑、草取り作業だったり種まきや畝立てだって、仲間がいると時がたつのも作業するのも今までにないほどアッと言う間です。おしゃべりしつつ賑やかでいい♪

という事で、里芋やショウガを植えたり、リーフレタスの種まきなど少しずつ夏野菜などの準備中です。。うずうずとしますが、、本格的な種まきは、しっかりと暖かくなって5月中頃から。。

それにしても土に触れる時間が1週間に最低1回はあると、やはり日々の暮らしの充足感が違います!
仲間と畑をやっていると、仕事優先で畑が2の次・3の次にはならないのも利点(笑)。
なんだか大袈裟かもしれないけど「生きてるなあ~!」って野菜を育てたり土をいじったり自然にふれていると実感するのです♪
やっぱり土とは離れられないですね。。

一瞬一瞬を大切に。。
そこに意識をむけて。
そうなると、、、この時期は目が離せない程、めいいっぱい忙しい(笑)
ゆったりと一瞬一瞬を大切にという、、訳には案外といかないんだよなあ~(苦笑)

でも、季節の植物や旬の野山にはえる山菜にむきえあるひと時って、ふつふつと静かな幸せが湧いてくる時間♪ 
それに採れた恵みたちをお裾分けしていくのも。。

大釜は大変かなと頭で一瞬考えちゃうけど、ヨイショヨイショとセットしてしまえば、やっぱり大釜が便利だという事を実感する。一度に大量のタケノコを茹でられるし。薪はたっぷりと木っ端があるので燃料費いらず。昔ながらのローテクにかなうものは無い(笑)。
世の中は燃料費高騰?きっとこれからの時代、見直されてくるに違いない。
あく抜きしたワラビやタケノコはお裾分けしたあとでも十分な料理に早変わりして毎晩いただきます。
超幸せ!

いろいろと自然は待ってくれない。
恒例のヒジキ狩りのほうは海水温が高いみたいで成長しておらず・・何度か海に足を運んだが仕方がなく収穫物は牡蠣となった・・。例年に比べて今年は寒い冬のはず?でも海の中や山の自然は少し様子が違う。こうやって自然と向き合っていると私たち人間が感じることと異なることがある。とくに例年と違うことは、それが何かのメッセージかもしれないから、ちょっと心にとどめておく。
昨年から雨も少なくダムの水はすっかり日に日に減っていてドキドキ、田植えがこれからだと言うのに・・。梅雨が空梅雨だったら、、、と想像すると・・ぞっとする。お米づくり大丈夫か?
だから畑の共同作業も重要なこと。

自然のめぐみを前に、この瞬間を大切にしていこう。
瞬間瞬間を大切にするということは、生きること、命を大切にしていくこと。自然や人と向き合うこと。
もっともっとこういう時間を今年は増やしていきたいものです♪

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