すっかり昨年の秋から冬眠していたような私。。
きっともうお気づきでしょう？
ブログの更新もいつ以来？という感じで、母を亡くして正直これほど落ち込むとは自分でも思ってなかったです。それだけ彼女の愛が深く、それに対して何も返せてなかった自分を悔んだ感じ。
でももう春。
勇気づけてくれた施主さまたち数々と、心配をして定期的に連絡をくれる元スタッフ、そして多くの私を待っている現場たちによって、そろそろ冬眠明け。。
母も、夢か現実か分からないけど枕元に出て来て「ごめんね。。」と、、
ちょっと気持ちが軽くなりました。
春の陽射しと植物たちの芽吹きに私もエネルギーをもらうように、復活ね！

すっかり冬眠中の間の愉しい出来事が完全にスルーしてしまいました（汗）。
まずは『小さな本物の家』*O邸
完成見学会には間に合わなかったけど、、完成後に手掛けた庭たち、そろそろたくさんの芽吹きで春の陽気をお知らせしている頃ね♪

施主さんと一緒に選んだ草木たち。これもこれから家族とともに成長していくことになります。
年月と共に佇まいが風合いを増していくように、庭も移り変わっていきます。
小さな家に、猫の額ほどの小さな庭（笑）。
だけどそこには豊かな暮らしが溢れるほどいっぱいです♪
Yくんも自分が植えた草木が大きくなっていくのを眺めながら、この家で成長していくことでしょうね♪
お野菜や草木に水やりをしてくれている様子が、なんとも微笑ましい。

自然に関わることは正直理想だけでなく、大変なこともいっぱいあります。
薪割りとか草引きとか水やりもしなくては。
そして土壁だって大切に扱ってあげないと崩れます。
木だって乱暴にすれば粗くたい痛々しい姿になってしまいます。
でも、私たち生き物としての人間が、心満たし生きていくには欠くことの出来ない大切なものが自然との関わりにあります。だから私の設計には、土や草や木や石や火や水や風や光との関わりをたくさん大切にした住まいづくりをしています。

『小さな本物の家』は小さいけど、自然との関わりがいっぱい感じられる住まいです。
長年構想をあたためてきた住まいです。
完成しての感想は・・やっぱり胸を張ってこれ以上ないぐらいのイイ家♪
春とともに、ボチボチと『小さな本物の家』をお伝えしていきますね。。