生活の場としての匂い。。

 

『つながる家+つなげる家』も、キッチンや棚やデスクなどが造り付けられ、生活の場としての匂いがしてきました
なんだかワクワクしてきます。
私は生活感のない建築より、生活感のある建築のほうが好きです。
商業建築なら非日常空間ということで生活感がないというのも分かりますが、住宅は暮らしのための場。
生活感を排除するような家ではなく、生活感を雰囲気よく見せることができるような家でありたいと思います。
住まいは暮らしのための道具のようなもの。日々のあらゆる営みを、汚い物を隠すように生活感を無くするのではなく、包み込むような住まいでありたいものです。
この頃の斬新で奇抜な住宅建築では、一切の生活感というもの消してしまうようなつくりが見られます・・若い時はそれでも良いけど、歳をとったら正直しんどいですね・・。
メイドさんでも側にいて、常に綺麗に片づけてくれるのなら結構なのですがね。。

さて現場のほうは、キッチン台が設置されましたよ。


指物仕事で無垢だけでつくったキッチン台、素敵でしょ?
素材は、職人さんの倉庫に眠っていたケセンという木。赤身で木目もはっきりして、とても空間によくお似合いでした。建て主さんも、気に入ってくれ、一言目が「素敵な木ね」っと
まだ建具のガラスが入っていませんが、こちらにはユラユラガラスが入ってなお一層雰囲気よく
棚には、料理本や雑貨やお気に入りの食器たちが並びそうですね。
こんなに素敵なのに、システムキッチンなんかより、はるかに安いんですよ。
って言うか、「橋詰さんの仕事はいつも割りに合わないけど、楽しませてもらってますから」といつも言われるから特別なのかしら・・?
いえいえ、良い仕事をする職人さんたちほど、安いような気がします。優先順位が、お金一番じゃないんだよね。。
こんなキッチンつくってもらえるなんて、建て主さん羨まし~
私も早く、Myキッチンをつくってもらいたいわ~。

そしてこちらは大工さん製作の本棚&デスクです。
居間の一角に設けられた、家族のためのワークスペースです。
こちらも素敵でしょ

もちろん合板や化学糊は一切使っていません。
樺桜を支給して、大工さんにつくって頂きました。
「指物職人につくってもらってよ~」と言われてしまいましたが、大工だって出来るンですから
お陰さまで素敵に出来ました。面倒な設計者です。。

長く使っていくためにも、こういった些細なところは妥協せず、こだわりたいところです。
毎日使う道具になっていくのですから。
生活の道具たちがそろってきて、今にも住めそうな雰囲気になってきて、心が躍ります。あと一息ですね。。

出来上がったばかりのデッキでは、建て主さんたちが、肌触りやベンチの座り心地を体感中でした。
子供たちも大喜び。子供たちの遊び場が、またひとつ増えました。
湯上がりビールをしたり、ここで一息ついて珈琲ブレイク。テーブルを出して、夕ご飯をここでするのもイイかも。あと一時すれば現実となる、そんな空想を膨らませているようで、設計者としても心が和みました

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