そとまわり造作中。。

 

『つながる家+つなげる家』は、只今そとまわりの窓枠などの造作中です。。
『つながる家+つなげる家』の大半は木の建具。
だからそのための窓枠をひとつひとつ造る必要があるのです。


窓の納まりはひとつひとつ違います。
引き込み戸もあれば、引き違い戸もあります。
内法に納めるもの、外付けで納めるもの、そのひとつひとつ違う枠の納まりを図面化するのが設計者の仕事。その難解な施工図を読みとって形としていく職人さんたちにも、また能力が必要です。
こちら若者衆たちは、そんな難解な仕事をもスルスルとやってくれるので頼もしいところ!

枠の納まりも昔の納まりそのままだと、図面を書くこともなく、大工さんの頭のなかだけで出来上がります。ずっと続いてきた昔ながらの納まりで済みますが、やはりそれでは今の時代に受け入れられない部分もあるので、今なりの答えを表現します。
デザイン的にも、ほんのちょっとした事で洗練した雰囲気に仕上がりますから、窓ひとつの納まりが重要です。若棟梁の真人さんも、いつも細かいところまで耳を傾けて聞いてくれますので、とても安心しています。

現代風?といっても、なかには少し古風なものも取り入れたりもしています。
彫り物などはワンポイントとして素敵です。。
以前は彫り物嫌いの私でしたがでもそれはコテコテの彫り物建築が主張しすぎていてそこに品を感じることが出来なかっただけのこと。要はいかに素敵に彫り物を活かせるかが設計者の腕の見せ所でもあるのです
大工さんたちが関わってくれた証を、ほんの少し刻んでもらう彫り物、素敵だと思います
大工さんでも技術がなければ実現できないところでもありますので、こういったものも活かして、「わあ~彫り物って素敵ね!」と若者達にも受け入れられる現代の木の家をつくりたいところです。

熱心な若者衆たちの仕事ぶりが伝わってきますね。。

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