久しぶりにお願いごとがあって『土間と風の家』に。。
『土間と風の家』はすっかり秋色に染まって眩いかぎり。
夏は蒼々としていた緑たちも今は山吹色に輝いてます。
しばしウットリです。
季節が感じられる住まいや暮らしがいいね、と家主さん。

いつお伺いしても庭の手入れが行き届き、家の随所には庭の草花が活けられ、暮らしを愉しんでおられる様子は設計者としても嬉しいこと。
お伺いするたびに「ほんと、いい家だなあ～」と、自画自賛😆
ご主人の居場所でもある土間台所もさらに充実感を増してました。
お気に入りの古道具が丁寧に並んでおり、台所を単なる作業場としてではなく、生活を潤わす場にしていました。

暮らしを美しく。。

家の真価は生活を営みはじめ出してからだと感じるところ。
住まいは生活を包み込む器でもありますから。
梁や柱の木の艶も深まり、生活が営まれることで、家はさらに美しくなっていきます。
と言っても100金ショップの物やプラスチック製品たちが家に溢れていたら、美しくはありません。
家と同様に、自然の素材で長く丈夫に使うほどに愛着がわく物たちが、やっぱり家によく合います。

古道具好きのご主人と、暮らしの道具話に花が咲きました。
使っていくほどに愛せる物が少ない大量生産品時代。
だからこそ、暮らしに必要な道具として実は今の時代とても欲されている生活の品々を、生みだしていかないとと・・。
建て主さんたちにも、使っていくほどに美しい生活の道具をつくって欲しいといくつか要望も受けており、今後、伝統的な技術や地場の素材をつかいながら、長く愛される手しごとの美しい品を商品開発そして販売をもしていきたいと考えています😊
こんな物が欲しい！など、ご要望などありましたら、ぜひに♪
設計力が試されるときです、お楽しみに！