祝・『心地よい家』地鎮祭

 

『心地よい家』の木材天然乾燥もそろそろ完了という事で昨日地鎮祭を執り行いました。
建主Sさん、ずっと以前からこのゴールデンウィークの今日この日を地鎮祭の日として狙っていたそうで笑、お天気もよく最高の地鎮祭となりました。


地鎮祭は土地の神様やこの地に生きる生き物たちに、ここに家を建てさせていただくお許しをいただく儀式です。
日本の神事は、自分が生かされ今こうやって自分があるのも目に見えるものから目に見えないものの支えがあってこそという感謝とそれに対する礼を尽くすという儀式でもあります。神道でもある私も、この地鎮祭をまえにするといつも背筋がピンとして、自分自身が清められるような思いがします。日本古来からのスピリットに心惹かれる自分をいつも感じますハート
子供たちにそんな事をちょっとでもお伝えしたく、これから始まる神事の意味をお話をして「神様がこれからお空から降りてくるからね。ちゃんとお願いしてね。」っと話ました。
そのせいか子供たちも神事の最後までジッと静かに。
きっと子供たちなりに目に見えない神様を感じてくれたのかなハート

家を100年以上もたせていこうという昔ながらの家づくりもまさに日本古来からのスピリットが宿っていて、100年生きた木の命に感謝し、命を無駄にせず大切にしようという心があります。
木や土や草や石など自然界の万物からつくられる家だからこそ、そういったあらゆる支えがあってこそ存在する自分を感じることが出来るんです。衣食住にその心が宿っています。
やはりずっと残していかなければいけない家づくりがここにありますハート
↑写真は1000年の釘をうつ今は亡き白鷹幸伯氏の釘。
この釘を使うようにとご両親から譲って頂いたようで、釘の寿命がつきるまで家をもたせなくてはという意気込みにさせられますね手

地鎮祭終了後には奥様手作りのお弁当を皆でいただきました。
お品書きには感謝の言葉があって、嬉しくジンとしましたアンパンマン
家づくりは山あり谷ありと色んな出来事があります。
でもひとつひとつ絆を深めながら前に進んでいければ嬉しいなと思います。
それがこの人生のなかの家づくりという場で与えられたご縁だから。
そして夜は大工さんの村上工務店さんがBBQを開いて、大工さんとの顔合わせをしてくれました。さていよいよこれから『心地よい家』も始動開始といった感じです。
っと言っても、ゆっくりじっくり手をかけて進んでいきます手

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