今回は鉄のＴＥＳＳＥＮさんとの打ち合わせでした。
薪ストーブの後ろに置く鉄の遮熱板をお願いしていたのですが、
２種類のミニ模型を制作されていました！
鉄の仕上がりの違いや空間に置いた時の雰囲気も味わえる！
大谷石の上に実際に置いてみると本物さながらの模型なので想像が膨らむ膨らむ。
終始ニヤニヤが止まらない。。。笑

そして、このカーブした感じがたまらない。
柔らかいカーブになっていてテコの原理を使って熱さずに手で曲げていくそうです！！
機械で曲げるのではなく、手で曲げるからふんわりとした優しい丸みを成型できるんですね！
見ての通り色も違いがあって、
黒色の方は、防火塗料を吹き付ける事で黒くザラザラとした表面になっています。
きっとよく見る鉄製品はこっちの方が多いかと思います。
もう一つの薄茶色っぽい方は鉄の素地その物を使用していて、
表面に砂を吹き付けてテカリを消しているそうです。
マットな雰囲気で、触った感じも少しザラっとなっています。
今は錆びの味わいが出ていませんが、徐々に錆びの風合いが増して味が出てくるそう。
また、光が差し込むことで遮熱版に影が出てきて
光と影のコントラストが何ともいえない美しさですね。。。

木、土（土壁）、石や鉄など家造りで使う自然の物が相まって主張しあわず、
個々の存在を消すでもなく、引き立て合いながら包み込む空間が何とも言えませんね。
経年変化を楽しめる物がまた一つ。。。
お家ができた時が一番綺麗ではなく年々施主さん色に変わり、
どのように変化していくのか。
早すぎますが。。。今から楽しみでなりません！