とこしずめのまつり。。

 

先ほど『土間と風の家』の地鎮祭が執り行われました。
家を建てる際にはかかせない地鎮祭。
わたしたち建築に携わる者にとってはいつも恒例の儀式ではありますが、きっと施主さまにとっては一生に一度のこと。
毎度のことだけど、いつも心が静寂に満ちてすっきりする感覚を覚えます。
神事ごとなんて日常的ではなくなってしまった現代だけど
こういった神事ごとをちゃんと見直したいなと、この頃とても思うようになりました。

日本人はありとあらゆる万物を神として崇め奉ってきた民族でもあります。
目に見えるものだけでなく、あらゆる目に見えないものたちへの畏敬の念や感謝の気持ちが、手を合わせることに繋がってきたのだと言えます。そういう日本人が素敵だなと思います。

なんだか色々なことが粗末にされている時代だからこそ、目に見えないものに手を合わせるって必要な気がしています。
ありとあらゆるものに生かされているという実感が少ない時代だからこそ。
家づくりを通じてそんなことも取り戻していきたいです。。

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