神様とのお約束。。

 

あちらこちらに花が咲き乱れて、春爛漫を感じる季節。
『小さな本物の家』O邸の地鎮祭が執り行われました。
きちんと土地の神様にご挨拶をして。。
すべての生きとしいけるもの目に見えないものへ礼をつくす、そこに日本のスピリッツが感じられて、地鎮祭ではいつも心が改まります。
YUくんも神主さんのお導きで神様に、お願いしました。
このときのことを大人になっても心にとどめてくれていると、嬉しいなあ。

さて今回、鎮め物とともに添えられた榊がとても印象的でした。
地鎮祭に立ち会うことは幾度もあるけれど、榊が鎮め物に添えられたのは初めて。
神様からお許しをいただき、草木を刈り、大地に鍬をいれ、家を建てさせていただく。
そういった一連の儀式の最後にそっと添えられた榊。
ちょっと意味深で・・、神主さんにもお聞きしたけど、こちら神主さんの代々の慣わしだとのこと。

でもわたし、榊が添えられたとき、なぜか家を建てた後の庭木を植えた時とまったく同じような空気をこれに感じたのでした。。
人間の都合で家を建てるけれど、最後にはやっぱり大地に宿るような木々をお返しする。それが一連の神様とのお約束のような気がして。
庭と家、ふたつでひとつでそこではじめて『家庭』となるように。。
『小さな本物の家』は、まだまだ木を植えるのは先のことになりそうだけど、家を建てたあとにそこから先も命を育んでいくということを大切に。
人も他の生き物も同じように。ちょっとそんなことを感じたのでした。。

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