蔵の繕いはじまりました!

 

またまたご縁をいただき蔵の修繕がはじまっております!
(FACEBOOKを見て頂いているかたはご存知かと)
なかなかばたばたしていてご報告できず・・
昨年末に痛んだ壁を撤去して、その全貌があらわになりました!

蔵って凄い~迫力です!
野の草もここまでバラシタノハ正直初めてのことです。
新築の蔵に関わることなどそうそう経験のある時代ではありません。
職人ともども貴重な学びの機会、成長の機会。
こんな仕事は買ってでもしないと!
ほんとうにいつもお施主様あってこその仕事、いつもいつもお施主様に育てられてきた私たちです💕

さて、江戸時代の蔵。残された仕事ぶりから、当時の人たちの物づくりに対する考え方や姿勢、社会情勢などが見えてきます。
蔵といっても、どの蔵も一様ではありません。
その時代の背景や、その土地ごとの蔵のつくり、建築費用などによっても蔵のつくりは変わってきます。
そういったことがほぼほぼ、物言わぬ遺された仕事から読み取ることができます。
だから物づくりって凄いし、怖いんだよ~😱
私たちの仕事も、これからずっと先に誰かがこうやって見て、「この当時の人はこんな仕事してたんだねえー」って言われることがあるんだろうね。
物づくりは本当に正直だから、だから下手な仕事はできません(笑)。

先人たちが培ってきたものをこれからに引き継いでいくのか、その選択に迫られているのが、私たち最後の世代です。この貴重な機会に、ひとつひとつ物づくりにこめられた意味を理解し、紐解きながら、職人と手探りしつつ進めていきます。
もうワクワクしかありません💓

先人たちが遺した知恵や技に触れ、そしてこれから私たちは何を目指していくのか。
この蔵の技術だってこれからに応用していくことができるかもしれません。
学びは大きい!
蔵の繕いは始まったばかり、学びがこれからたくさん待ってそうです☺

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