夏休みの自由研究ということで『心地よい家』のCHIちゃんが、『誕生と成長の家』に寝かせてある荒壁土を見学しにやって来ました。
事前に土壁について勉強をしたうえで、質問事項をいくつも自分で用意して。
大人顔負けの勉強具合です。
『心地よい家』の子供たちは、すでに我が家で竹小舞搔きや荒壁塗りを体験済み。
今回取材にやってきたCHIちゃんは竹小舞のレポートまで書いてくれたぐらい、そして熱心です♪
でも我が家で使った”熟成荒壁土”とはどんなものか・・?
そこがよく分からなくて、今回熟成させている『誕生と成長の家』の荒壁土を見学しに来たのでした。
質問には「土壁のなかの藁の働き(役目)は?」とか「我が家の竹小舞は、なぜ木小舞でないのか?」など、
結構、お勉強をしていないと出てこない質問がいくつもあって、こっちが苦笑するぐらい(笑)。
でもこういった機会に知ってもらうのは本当に素敵なことです。
もちろんその裏にはご両親たちのアドバイスあってのことでしょうが、我が家の家づくりを知る機会としての夏休みの宿題。
きっと忘れない思い出ですね。なかなかです♪
取材を終えて、熟成中の荒壁土に触れてもらいました。
ぶくぶくと発酵して藁が分解していっている様子がよく分かります。
藁の姿がなくなるまで寝かせる。藁が髪の毛のような繊維になって、また藁に含まれるリグニンという成分がそれによって溶け出ることで、土と土を引っ付け合う糊のような働きをして、硬く雨にも丈夫な土壁になっていくことができます。
質問の内容にあった熟成土のデメリットは時間がかかることだけど、「時間をかけることは悪いことばかりじゃないのよね。」っと、CHIちゃんと納得しあったのでした♪
すっかり熟成中の壁土にはまった子供たち+お母さん(笑)。
ずっとずっと触っていても飽きないほど楽しかった様子です。。
夏休みの宿題、どんな風に仕上がるのでしょうかね。。
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