リフォーム工事のわ・ふ邸です。
以前が思い出せないほどに変化の日々。
リフォームは、まさにビフォーとアフターの世界。
比較があるから、良くなっていく良さも日々感じるところ。
しかし良くなっていくと、リフォーム予定でないところに、ついつい目がいってしまう・・
『わ・ふ邸』も、せっかくなのでもっと良くしていきたくなって、
あっちもこっちもと、少し手を広げてリフォーム範囲を増すことになりました。
玄関先もタイル張りだったところを土間のタタキに仕上げます。
石を敷いてどんどん素敵に
そして外壁も・・っと、さらなるリフォーム範囲が広がっていく
シンプルなリフォームだけど、ひとつひとつ職人さんとの細かなやり取りの積み重ねで出来上がっていきます。
量産型の家づくりにはないところ。
↑キッチンのステンレス天板の製作をムラコーさんと打合せ中
細かな細部の納まりを確認しあっていきます
特に木部との取り合いやシンクの形状の打合せ。
水の切れ方や、実際はあまり見えて来ない部分まで気を使い打合せをします。
毎度、シンクは微妙に改良を加えていて、常に試行錯誤。
今回は水切り棚をシンクに組み込んだ、AA STUDIOオリジナルもの。
↑カグマ製作所さんにて、キッチンや食器棚、ダイニングテーブル、椅子など、もろもろの製作家具の木取り中
一枚一枚個性のある木材をどういう風に振り分けて見せるか悩むところ。
木材と言っても優等生のトロの様なところばかりではないので、出来が良くない子たちもうまく使っていくために、頭を捻るカグマさん。この出来の悪い子が時にスターになることもあり。
木取りだけでも時間がかかります。
↑鍛鉄のTESSEN、山田さんと打合せ
以前から夢見ていた柔らかい線のフードを今回山田さんと初挑戦。
照明器具や門扉など既製品にない雰囲気のある物が出来上がりそう!
職人さんとのやり取りが楽しくて、設計士という枠を完全に外れている私。
設計者が、絵に描く餅が出来上がるのが待ちきれず、餅を一緒になってつくり始めた
そんな感じ。
線だけでは伝えきれない想いを、顔を向き合わせ職人さんたちと作り上げていく。
つくづくこの仕事が好きだな~と感じます。
わ・ふ邸の施主さんも、手から生み出される仕事が大好きな方だからそれも出来ること。
もとめられてこそ、私も職人たちも力が発揮できる場を与えられる。
力の限りを尽くして、手仕事の良さを伝えていけれるような仕事にしていきたいものです。
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