設計事例

『ゆとりの家』

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在来土壁工法
設計:橋詰飛香
施工:西渕工務店

完成:2013年3月29日

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のびやかでダイナミックに木の温かみを感じることが出来るのが『ゆとりの家』です。
忙しい毎日から解放されて、ゆとりを感じることが出来る住まいを希望されての家づくり。
おしゃれな建物やコンクリート打放しも大好きで、デザイン性の高いものを好まれる建て主さんでした。
野の草と出会うまで何軒かの設計事務所に設計を依頼されたそうです。でもなかなか腑に落ちず・・。時に「あなたの要望を満たす事は不可能だ」と切り捨てられた事も。
野の草と出会ってからは「良い家ができる!という実感にワクワクする毎日だった。」と。それは生活者の視点をもって暮らしをデザインしてくれたからとの事でした。
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自然の素材に囲まれて暮らす。
その漂う空気を感じて欲しい。

機能的であることや、性能をもとめることも必要だけど、人が人として、そして五感や感性をもった生き物として、心豊かに暮らすための住まいで、まずはあって欲しい。。

自然の素材たちがはなつ空気、
「心地いい~」を感じてみて欲しい。
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在来のお風呂にこだわって。
家のこだわり所は、人それぞれと言っていい。
だから100人いれば100人違う家ができる。
全国同じ顔の家のほうがオカシイ。
でも今はそんな家が多いかも・・。

自分たちのこだわり所を整理しながら
予算の中で何ができるかを一緒に考えていく。
たいへんな作業でもあるけど、
産みの苦しみがあってこその喜び。
考えた分、悩んだ分、大変だった分
それが全部思い出に変わっていくもの。
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家のなかで台所は家の司令塔のようなもの。
その配置がもっとも気を遣う。家族の様子を見守りつつ、家事や育児など次の一手が打ちやすい位置。
『ゆとりの家』のキッチンは、リビングダイニングから付かず離れずの距離で、家族と団欒をしつつも準備や後片付けが出来るように。
そしてほんの少し死角も必要。
どんなに素敵なキッチンであっても展示場でないのが我が家。手が行き届かない事、体調不良の時、そんなことを考慮して息が抜けるような設計も必要。
美しく住まうために。
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