設計事例

『風薫る家』

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伝統構法+分離発注方式
設計:橋詰飛香
施工:野の草設計室
大工:水木工房

完成:2013年8月19日

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住まいの真価は、時の経過とともにその価値を高めていくことが出来る住まいです。
『風薫る家』は家具や小道具など先代から引継いだ物たちが山ほど、これまでは倉庫で眠っていました。
でもそれらを活かしつつ永く子供たちに引継がれていくことを願って、住まいも同じように美しく時を経ていくような家を目指しました。
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時とともに木の艶やかさが増していく。
それは木の家に住む醍醐味の一つです。
力強い骨組みにすっぽりと包み込まれたLDK。
ワンルームでありながら豊かで伸びやかな木の空間です。
造り付けの家具や柱により適度に仕切り、
ただただ広いだけでなく、それぞれに適度な居場所としての心地の良い場をつくりました。


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使い勝手を考えつつ、でもあまり見せたくないものは目に付かないような配慮を交え、
機能的でありながらも、便利さに自由を奪われすぎないように設計しました。
長く使っていくうえでシンプルであるほうが融通がきき、長い目でみたときには使い勝手が良かったりします。
生活を豊かに美しく。
良い住まいは、暮らしに良いエッセンスを与えてくれるものです。
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