お久しぶりの投稿になります島﨑です。
只今軽度の化学物質過敏症のキッチンリフォーム工事をしています。
大工さんの工事はほとんど終わっていて、
後は無垢の桜のキッチン台と食器棚の完成を待つばかり。
野の草ではキッチンなどでよく堅木を使用するので、
大量に木材を購入して乾燥具合を確かめながら徐々に使っています。
その為、木材を製材する際に虫に食われた痕に遭遇することもあり、
穴が貫通していると良いのですが、貫通していないものがあると虫が中に住んでいないかドキドキの島﨑です。。。
しかし、野の草でお願いしている指物職人さんは製材の後、反りや収縮があるので
家の中の環境に近い温度の中でさらに乾燥させます。
その間に虫が住み付いていたら木くずが出てくるのだとか。
そんな経過を見ながら検品して製作に掛かります。
ちなみに穴があるから使えないというわけではなく、2㎜ぐらいの穴なので
貴重な堅木材を粗末にしないため、見えない箇所などの相応な場所に使用していきます。
指物職人さんがアリやホゾを加工するにあたり、無垢材では付き物の収縮や伸縮を考えられています。
基本的にはアリの部分はホゾより大きめに作ります。
杉や桧などで製作するアリは1㎜大きくしているのだそう。
桜などの堅木は0.5㎜大きく製作。木の種類によっても違いがあって奥が深いです!
㎜の世界がとっても重要になっていきます。モノづくり全般でもそうですね。
加工に関して疑問に思うことがいくつもありましたが、
職人さんが色々と教えてくださる中で納得することができ、かなり勉強になりました!
いつも質問ばかりの私に丁寧に教えてくださる職人さん。本当にありがとうございます!
アイランドキッチンの引出し、建具以外は完成!
かなりの迫力あります!
まだ無塗装ですが、最後にえごま油を染み込ませていくとグッと雰囲気が変わり
柔らかい表情になっていきます。
待ち遠しいです!!!
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