中塗りスタートです。

 

中塗り工事が年末から始まっています!
いよいよ大詰めになってきていますよー。
やっぱり荒壁から中塗りへの変化は大きいですね!
強さと迫力のある荒壁が、
ほわっと包み込むような柔らかい中塗りに変身していきます。
一気に部屋全体が優しくなる感覚!
よくお施主さんとのお話で『荒壁のままでもいいな』と話題が出るのですが。。。
結局、中塗り仕上げを始めると『やっぱり中塗りがいいね』となります。
どっちも捨てがたいですが。。。
私も中塗り仕上げに1票!笑

中塗り仕上げの土は本当にしゃばしゃば!
相当砂と水が入っていて、荒壁とは大違いです!
ワークショップで体験した人はご存知でしょうが、荒壁は粘土土の割合が多くて
塗りやすい。
しかし、中塗りは経験、感覚がある人でないと一筋縄ではいきません!
と言っても私は塗ったことが無いです。。。
やってみたいですが、仕上げの職人技に素人は入れませんね!!

中塗りは2回塗りが基本だそうです。
荒壁に水分を吸わせるための1回目
仕上げで綺麗に整えるための2回目。
1回目はとっても必要で荒壁に水分を吸わせていないと割れが入る原因となります!
また、周りからくるりと1回目の中塗りを塗っていくのですが、荒壁と柱の隙間にしっかりと土を入り込ませる為の工程でこれまた重要ポイントなのです!

簡単そうにスイスイと塗ってしまう左官さん。。。
見るとやるとでは180度違いますね!
いつも見惚れてしまう瞬間です。。。笑
また、野の草の要望に試行錯誤しながら答えてくれる左官さん。
あれでもない、これでもないと次から次へと案を出してより良いものを求めて
いく職人さん。
これぞ職人の姿なんだなとしみじみ感じる島崎です。

関連記事

PAGE TOP