三津『みんなでつくろう(繕う)蔵の図書館』-Final-

 

先日、この三津にできるみんなのオープンスペースのため集まっていただいた学生ボランティアさんたちのもと、みんなでつくろう(繕う)作業Finalがおこなわれました!

まず始めにボランティアの学生さんに蔵のことについて知ってもらいながら・・・
牛木の迫力に圧巻されて、口々に『すごい!太い!』の声が!
蔵の2階の大きな梁(牛木)に書かれた文字を読みながら食い入る様に目を輝かせていました。

完成目前の三津蔵「ピクチャーブック・ライブラリーくらら」!
今回は蔵と新築いたくらの最後の工程になる亜麻仁油塗り。
亜麻仁油を塗ったとたん、ガラリと空気感が変わります!

このひと手間がとっても重要なポイントで、
愛情を込めるほどにしっかりと無垢の木は応えてくれるんです。
木材の色が変わりツヤツヤと輝き始め、
その虜になって学生さんの作業スピードもグングンと上がり、お喋りもどんどんと盛り上がってゆく・・・
見る見るうちにふんわりと木に包まれるような空間に!!
愛情のこもったひと手間と学生さん達のパワーでさらに生まれ変わった『いたくら』!

そして!いつの間にやら橋詰が原石発見!
率先しながら作業を進め、周囲を見渡し指示をしてくれる子発見!
『現場監督向きだな』とポツリ・・・笑
まだ学生さんですが、見る目がある学生さんが多いなと実感!!
私も見習わないといけないことがたくさん・・・汗

静まり返っていた『くらら』の中に学生さん達の笑い声が響くのを聞きながら、
今後はこんな風に多くの方に使っていただけるのだなとしみじみと感じた島崎でした。
左官さん、大工さん、瓦屋さん・・・
多くの人たちの手によって修繕された蔵、よみがえり、愛情を吹き込まれ新たに生まれ変わった蔵。
さらに、隣に新設した無垢材をふんだんに使用し、職人さんや学生たちの愛情やエネルギーを十分に吸い込んだ『いたくら』。
古いものを大切に残し、愛する人たちが自然と集まってくる界隈の三津にできた
『ピクチャーブック・ライブラリーくらら』がどのように年を重ねていくか楽しみでならない島崎です。

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