荒壁熟成土の一コマ(建て主さんバージョン)

 

『誕生と成長の家』の荒壁熟成土の足しすさ、前回は左官さんとの一コマでしたが、
今回は建て主さんとの一コマです。

8月末の左官さんとの足しすさ&天地返しから2週間。しばらく晴天が続き気温もそこそこ高かったので、
どんな具合かなと土壁の様子を昨日見に行って来ました。味噌づくりの時の麹さんを育てる時が思い出されます。菌が元気に発酵してくれると良い土壁になるんですね。写真がないのですが、土の上層部はとろとろして良い感じになってきています。
しかし、土の表面で土から少し浮いている藁は発酵が進んでない感じだったので、建て主さんに状況を伝え、『裸足になって踏み込みますか?』って声をかけると『やりましょう。』との返答。
せっかく踏み込むんだったら、自分の家づくりの思い出として、藁きりからしてもらおうと、またまた藁と押し切りを持参。
娘さんも小さいながらにお父さんお母さんのお手伝いがしたいのですが、刃物だし、そこそこ力もこつもいるので、ちょっと難しそう。
もう少し大きくなったら手伝ってね。

一面に藁をばら撒き藁を踏み込んでいきます。娘さんはおばあちゃんに見てもらうかわりに、
建て主さんの甥っ子、姪っ子参戦。みんなで藁を踏み込んでいきます。

建て主さん、もくもくと踏み込み中。

建て主さん、結構、楽しそうですね。

奥さんもまんざらでもない感じ。

最後にちょっと平らにして水を張ります。

ブルーシートをかけて、また少し水を貯めて・・・。元気に発酵しますように。(祈り)
ちょこちょこ気にかけて様子を見にいって、水がなくなっていれば、水をあげて藁が泥からでていれば泥の中にいれてあげて・・・。
している事は簡単でしょ。みんなの協力があって、ちょっと手と時間を掛けれる人なら実現できますよ。
本当に土壁いいですよ~。みなさんもぜひ。

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