土の壁。。

 

『心地いい家』のその後。。
竹小舞が美しい光景も、荒壁塗り作業により、次第に隠れていきます。
一度目の表塗り、二度目の裏返し、三度目の貫伏せの三工程となります。
何度も土壁の現場に立ち会ってきたけど、何度でも感動してしまうのは、どうしてだろう。。
土には、やっぱり不思議な力を感じますね。

塗っては乾かし、塗っては乾かしを3回行い、ただジッと待つだけの時間が土壁の現場にはあります。
いまの時代には、非効率な現場です(笑)。
でも相変わらず道行く人が「良い家が出来ていますね。今時めずらしい。頑張ってください。」と興味をもって、応援のように声をかけてくれるのも、こんな現場だからこそ。
そうやって壁が出来あがっていきます。
やっぱりいい。。
つくづく感じる、土の壁。

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