家+庭。

 

『土間と風の家』の家づくり終盤。
恒例のように、庭の植栽のため建主Tさんを誘って庭木の選定に山へ行きました。
野の草の家づくりでは必ずおこなう庭木選びです。
家が出来ても庭がない家には潤いがありません。
家があって庭があってこそ、そこで豊かな家庭が育まれるのです。
草木を愛し、季節を感じ、自然と共に暮らすということを教えてくれるのが庭です。
だから野の草の家づくりでは、家と同じぐらい、庭を大切に考えています。

庭がなくて良いのなら、マンションでも良い訳ですから・・
家に住むことで、庭いじりをしたり、土にふれたり、庭の草花を活けてみたり、移り変わっていく季節を草木に感じたりと、それは『住む』楽しみのひとつでもあるのです。

さて、これから長く一緒に共同生活を営むことになる草木たちを
与えられたものではなく、自分たち自身で選んでいく。
可憐な白い花が咲く木、赤い実がなる木、葉っぱが丸い木、枝ぶりが渋い木、紅葉する木、食べられる実がつく木。
木と言ってもいろいろ。
だから、一緒に庭をどんな風にしていくかのイメージを膨らませながら。
さて、どんな木との出逢いがあったのでしょうか。。

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