『土間と風の家』の現場も瓦葺き工事が始まりました。
瓦屋さん、板金屋さん、大工さん、薪ストーブ屋さん一同に集まっていただき打合せ。
雨から家を守るための大切な打合せです。
それぞれの職方さんのほうからの質疑や納まりについての疑問など、各職方一同が把握してイメージを一様にしていきます。
皆がバラバラで工事をはじめたら大変なことになります。
そしてそんな工事こそ、どうにもならない雨漏りを発生させるものです。
それぞれの職において疑問や意見を出し合うことが、先々の雨漏りを回避することに繋がります。
どこにリスクが存在し、それをどう納めていくか、また美しく納めていくためにどうすれば良いかなど、皆で熟考することが大切です。
設計者は家の図面を書くときに、その家の弱点を一番よく把握しています。
そういった起こるであろう不具合を、この施工段階の現場にフィードバックさせることが肝心で、職人たちと協議することが家を万全なものにしていくと考えます。職人たちも同様に皆、真剣に耳を傾けてくれ、またそれぞれの職においての意見を出し、ベストな施工方法を提案してくれます。
こういった話合いのなかにこそ、それぞれのこだわりや物づくりの姿勢も垣間見え、楽しいって思えます!
着々と確実に進行している『土間と風の家』です!
おっと、気がついたかどうか、
屋根下地につかう昔ながらの杉皮の話が出来なかったけど、次回ブログにて~!
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