わたしの心の恩師が突如、大分から御一行様を連れてやってきました。
風のような方で、いつも私は竜巻に遭遇したかのような気分に。
そして、サッといなくなるのだが、いつも私の心に言葉を残して帰っていく。
そして今回も。
昔ながらの家づくりを始めた当初、壁にぶつかってどうしようも無くて、只々もがいていた時期がありました。
消えゆこうとするものを繋ごうとするのはそう簡単ではない。
そしてその時、師匠にその言葉を貰わなかったら、私は昔ながらの家づくりは諦めていただろうと思う。だから私にとっては心の恩師なのです。
どうって事のない師匠との会話の中に、今わたしが一番必要としている言葉があります。。
慰めでもなく、哀れみでもなく、
パッと吐き捨てるかのような言葉に、ビクッとさせられる
幾度も不思議だな~なんで私の心の内が分かるんだろう?
どうしてこんなにも言葉が心に突き刺さるんだろうか?
宇宙人?
と馬鹿げてるけど、本気にそう思ったことも。
きっと師匠も同じ道を歩いてきて、同じもの見て怒り悲しみ苦しんできたんだなと今は思う。人の営み、暮らしの中にあった豊かさを、消し去ってはいけないとずっとファインダーを通し、遺してきた人。
今回気にかけてくれ、足を運んでくれた。
そしてやっぱり今、一番必要としている言葉を遺してくれたような気がする。
本当はもっともっと欲張りを言って、言葉が聞きたかったけど。
山ほど山積する課題。
昔ながら家づくり、そこにあった豊かさを伝え遺していくために、どうすればいいのか・・
「撒いた種の芽は必ず出るからな」
この言葉に今の私への答えがすべて凝縮されているような気がした。
良い意味にも受けれるし、悪くも受けれる。
自分の行いはなんらかの形で芽となって必ず結果となるという事。
それはきっと宇宙の真理。
今の私にとっては希望の言葉です。
迷いや課題は山ほどだけど、いつかは出る芽を信じて、種を撒き続けよう。
自分を信じ良い種を撒こうと心新たに思ったのでした
洋三さんありがとう
↑心の師匠の本と写真集
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