リフォームと言えども土は無くてはならないもの

 

『わ・ふ邸リフォーム』その後も楽しませていただいてます
楽しい仕事にしていけれるか、それは自分次第かなと思います。
パタパタとボードや合板を張ってしまえば、仕舞いは早いのですが・・なんかそこに喜びが感じられない自分がいるから。
楽しくなる提案をハート
それはきっとより良くなっていく提案でもあり、ワクワクのエキスをいっぱい含んでいたりもして、
自分だけでなく皆を心地よくしていくのではないかな。

リフォームと言えども母なる大地の心地よさを感じてもらいたい。
住まいに土はなくてはならないものだと思うから、パタパタでなく、野の草の仕事は時間がかかります。

竹を下地にして荒壁をつけていきます。
ボードや建材を使いたくない私たちです。
大地に無理なく自然と還っていく素材を、リフォームであっても使っていきたいもの。

そして壁に土が塗られていくこの瞬間、やっぱり土にして本当に良かった~、と肌で五感で感じます。

大地に優しいものは人にも心地いいもの。
お施主さまも同様の想いであるようで、荒壁の乾きのなかに身を置き、しばしここでくつろぐのが何より心地いいと。。
設計者にとっては何より嬉しい言葉ですハート

じっくりとした時間のなかで、左官さんも2年ものというこだわりの熟成土。
この荒壁土をみれば、それは納得です。しっかりと大量の藁が繊維となり固まって、荒壁を強固なものにしてくれるでしょう。

関連記事

PAGE TOP