えって思われた方もいるかもしれません。
あっ・・、お間違いなく、いつものAA STUDIOのブログですから)
実はこの度、屋号をあらためます。
その名は、
野の草 設計室
この自然豊かな鈍川の地に住み始めてすぐに、湧きあがってきた想い。
日本人の良き物づくりや心を、そして日本の家づくりを伝えたくてやってきたAA STUDIOだけど、
このAA STUDIO という屋号に何かずっと違和感を感じていた私です。
若かりし頃につけた屋号で、憧れた横文字。
でも家づくりへの考え方もその頃からは大きく変わりました。
おしゃれで新しく、モダンな物に憧れていた若かりし時代から、
先人たちが遺したものの偉大さに気がついた時から、
私たちは変わり、どんどんと日本の物づくりに惹かれていきました。
そして今は自国の文化や物づくりを愛していきたいという私たちがあります。
ここ鈍川の地に引越しをして、日々、自然に囲まれ暮らしているなかで湧いてきた想いは
野の草のように・・。
そう、その地の気候風土に寄り添い、その地の風景となっていくような草のような自分たちでありたい。
現代の私達は、真新しいものだったり、流行だったり、
日本のものでない異国のものに憧れてしまうけれど・・。
その地に何気なくはえる野の草でいい、いえ、そんな野の草のようでありたいと・・。
地味でありながらも、その地の気候風土にそったもの、その地で引き継がれてきたもの、
その地の素材をつかい、その地の職人さんたちによる手仕事を今に大切にした家づくりをめざす私たちでありたい。
それが私たちの思い描く生き方です。
その地に根ざす草のような生き方。
野の草 設計室 として今秋に屋号をあらためます。
そして昔ながらの家づくりや手仕事での職人しごと、日本の物づくりを今まで以上に広めていくために、
新たな展開をしていこうと考えています。
そのための新たなスタートとして。
野の草のように・・
その地の気候風土とともに飾らず気張らず、
その地の大地とともにあるようなそんな美しい家づくり物づくりを提案していきたいと思っています。
ちょっとカミングアウト
でも18年背負ってきた屋号を変えるって、やっぱりたいへん~
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