『五穀豊穣の家』の大工工事が終了しました~
後半は、無数にある棚・棚・棚・棚の製作に夜もうなされるほどの大石棟梁でしたが
おかげさまで、使い勝手の良い家ができました
いつもこの棚、この現場にかぎらず大工さん達の手をかなり取らせる厄介な奴なのです。
しかしこういった造りつけの棚は、暮らしはじめるととっても有難いものです。
雰囲気のあわない家具たちにあちこち部屋のスペースを占領される事や、置き場所に悩む事も、家具の裏の埃だまりを憂鬱に思うこともありません。
時には本棚に、時には飾り棚にと、それぞれの暮らしをサポートします。
だからAA STUDIOの家づくりでは外せない物~
この家で末長く暮らしていく施主さんにとっては、とってもとってもありがたい奴なのです
昔は、「収納?」といったら納戸と押入ぐらいでしたので、あちこちの棚になかなか慣れない大工さん達ですが、きっと大工さんたちの苦労も報われるはず
そして2階にあがると、綺麗に掃除されていて空気が気持ちがいい~。
掃除をして下さっているのは・・、棟梁の息子さんでした
最後の日、お手伝いに来てくれたのですね。。
そして最後の込み栓を切りそろえる作業を、親子揃って。
なんだか、とってもいい光景でした
要領の良いノコの使い方を、さり気なく教える父親棟梁。
若い芽が出始めようとしています。。
次は2年後に・・『土間と風の家』
その頃には息子さんは高校を卒業して、大工として初の伝統構法の仕事になりそうです。
伝統構法の家づくり、簡単ではない仕事・・。
でもそれが栄養となって、いい大工へと成長させてくれるはず。
二人の後ろ姿は、何だか感慨深そうでした。
2年後が楽しみです
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