建具探しの旅。。

 

家づくりに使う建具を探しに、建て主さんとその友人たちと一泊京都プチ旅行に行ってきました。
古い物や和の物が好きな建て主さん。新しい家づくりに古い物を再利用するのは、古い物が嫌いでなければ、ひとつの方法でもあります。いい物が、新しくつくるより安価で入手できますし、質の良い物が時として手に入ります。
この頃そういった事もおすすめしています。

さすが京都は古建具のストック数がなんといっても豊富手
京都ではその道では知られている井川建具店さんにお伺いをしました。

とにかく全部は見切れないほどの建具があって、お宝探しに似ていますが、気力・体力を有する作業といってもいいです。
できあがった平面図を片手に、イメージに合う物を探していきますが、サイズ違いであったり、枚数が足りなかったりと、なかなか思うような物は簡単には見つかりません。それでも建て主さんと汗だくになりながら、しつこく一枚一枚建具を移動させながら、粘り強く探していきました。

その粘り強さに、運良く見つかったオサ格子の建具がいくつか。
玄関の建具に利用できそうです♪
こちらでは雪見障子も購入しました。

そして他のお店に移動をし、建具の探索を再開。
時間が限られるので、お昼をとることも忘れ、建具探索に没頭します汗

山ほどの建具を見ているうちに、当初膨らませていたイメージも変わっていくものです。
実物が見られるのは古建具のいいところかもしれません。
そしてこればっかりはご縁。運良くイメージする物に行き当たるかどうかは、本当にご縁ということに尽きます。
こちら、いいご縁があったようで、各所のイメージにピッタリと合うものが見つかり、大満足ハート

そして平面図でも想い描かれていたイメージぴったりのアンティークな食器棚との偶然のような出会いがありました。お店に入ったとたんに建て主さんも私も「あっ!これ!!」っと言葉に出した、イメージどおりの食器棚♪
行くべくして行った、そう誰しもが思った京都・建具探しの旅でした。

あとは少し手を入れなおして、少し修繕をしたり、不足を補ってあげたり、ガラスを入れ替えたりして利用をしていきます。
「古くてもまだ使っていきたい」
そう思わさせる先人たちの確かな物づくりがあったからこそ、こうやって使っていこうという気持ちにもなりますね。
この家づくりが、何十年先にも「もっと大事に使っていきたい」と他の人に思ってもらえる物でありたいですハート
古きよきものを大切にしながら。。

そして、その夜の京都でのビールは言うまでもなく最高でしたビール

関連記事

PAGE TOP