『ゆとりの家』の完成見学会。。

 

ついに!『ゆとりの家』完成~です
いつものごとく3年がかりの家づくり、それももうあと数日でお引渡しです。
なんだか寂しいものです。。
その前に建て主さんのご厚意により見学会を実施させていただくこととなりました
今回は家づくり塾はなしで、見学者さんにゆっくりと木と土の家を体感していただきたく思いました。
朝からたくさんの方々に来ていただき賑やかな見学会となりました。

随所では、畳や木組みや和紙や表具のレクチャも付け加えて。。
みなさん真剣に考え、そして五感で感じていただきました。
みなさん思い思いに何かを感じていらっしゃっるご様子でした。。

また今回の見学会では、一般の方々に混じって大工さんも多く来られました。
はるばる高知県や四国中央市から足を運ばれ『ゆとりの家』を見に来てくださいました。
またこの家を手がけてくれた棟梁中ちゃんも他の大工さんを連れてひょこり見学に来られ、そして今進行中の『風薫る家』の大工さんたちもやって来られました。
こうして大工さんたちが見学会に足を運んでくれるのはとても嬉しいことでもあります。
またそのほとんどが若い大工さん達であるので、やる気のある若手大工さん集結にこちらもワクワクします
そうそう昔ながらの家づくりを始めようと思いたった8年前。やる気のある若手大工が皆無で、先の見えない未来を嘆いていた私たちでした・・。でもこうやって今やめぐり合わせがあってやる気のある若手大工さんたちとも出会え、今は未来は明るいぞと感じるところ

大工密度の濃い見学会
カウンターの下や、外壁の板張りの様子や、木組みの納まりなどの随所を細かく観察されていました。一般の人とは目の付け所がまったくちがうプロでもあります。こちらも見劣りしない家を造らなくては・・とあらためて良い励みとなります。


夜の部も
たくさんの方々に、木組みのこと、木のこと、土のこと、和紙のこと、畳のこと、表具のこと、先人達の知恵のこと、未来のこと、お伝えできました~
私たちは何を未来に遺していきたいか。。
少しでも伝わることができれば、未来はこの温もりのある住まいのようになります。。
貴重な発信の機会を与えくださった建て主さんに感謝いたします
どうもありがとうございました

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