いろとりどり。。

 

『つながる家+つなげる家』の昔ながらの家づくりも終盤です。。
お住まいの方も、暮らしを包みこむ器として相応しい雰囲気になってきましたよ~。

玄関先には、ちょっとした季節の花を活けたり、設(しつら)えができる飾り棚をもうけました。
ベンチにもなるので、靴を履いたりする時に腰をかけるのも便利ですね。。
耳付きの桧が柔らかい感じでいいでしょ。
(※耳付き:木の皮の部分も切りおとさないで利用した材)

こちらはシューズルーム。
玄関から直接出入りができるシューズルーム。棚が事前にたくさん付いているので、雰囲気の似合わない下駄箱を購入しなくてもOK~!
こういった造り付けの収納は、隙間を無駄なく効率的に利用できるので、いいですね。
大工さんは本当になんでも造ってしまいます。

シューズルーム奧に行くと、台所につながります。土間から直接、台所に直行できるという訳。そこに食品庫(食品収納棚)を設けました
土の床なのでヒンヤリ空間。そして適度な調湿もあって、食品の保存には向いた空間。
この棚には、味噌瓶や、梅干し、漬け物瓶などがきっと並ぶでしょう~。楽しみ!

そして天井に引っ付く木の箱??
いえいえ、こちらは台所の換気扇フードの胴体部分です。
この下にステンレス製のフードが取りつく予定。
何から何までもが木です。

こちらは階段の途中にあるコーナー。
ちょうど本棚がとれそうなスペースがあったので、書籍コーナーのようになりました。
この階段途中の書籍コーナーがなんとも言えず居心地が良いスケール感です。
階段や窓に腰をかけたりして、床に座って、お茶でももってきて本でも読みたくなるスペースです。子供たちはここにおもちゃを持ってきて遊びたくなるような感じ。
建て主さんも「あのスペースいいわあ~、子供たちがいつもあそこで遊んでいそう」
なんて私と同じ発想をしていました。

こちらは??
居間の片隅にもうけられたコーナー。
なんだと思います?こちらはこれからのお楽しみにしておいて下さい。

大工さんも日々、頭を悩ませてくれています。
「普通の家なら、とっくに終わっているのに~」といつも言われます。
大工さんがつくる普通の家なら、押入や物入や床(とこ)廻りぐらいで、そんなに造作は多くありません。つくると言ったら下駄箱ぐらいかな。後は住む人が好きなように家具を置くつくり。
この家は棚が多い!と

確かに。でもせっかく健康に配慮して無垢の木の家をつくっても、建て主さんが合板の家具などをいれてきた時には、かなり残念だからね。それに綺麗に整理整頓できるように最初に効率的に使い勝手を考えてつくってあげる方が、暮らしもし易い
好きな器や、お道具を片づけたり、飾ったりするのも、暮らしの楽しみのひとつなのです。。そこは女性的発想なのでしょうかね。男性陣の大工さんたちには、あまり理解されないような・・
とくに30坪満たない小さな家。だからこそ適材適所に収納がほしい。
でも大工仕事は今月には終了。最後の大物をやってくれています~!

あとはそれぞれの職人さんの出番。
なんだか大工さんが抜ける時期かと思うと、いつもながら寂しくなってくる~
それはもうこの家づくりも最後が近づいているから。。
出来上がるのは楽しみなんだけど、別れるのはツライ・・といった複雑な心境なのです。。

でも・・建て主さんより、完成見学会をしてもいいよと、お声をかけていただきました
みんなが頑張った家づくり、見てもらえそうです。
そうする事で大工さんや他の職人さんたちも、むくわれます。。
2月中頃になりそうかな~
お楽しみに

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