『つながる家+つなげる家』建て前

 

ここずっと原発のことが気がかりで仕事半分・反原発活動半分の私です。。
今できることをして、このさき後悔が無いようにしたい
私にとっては原発も家づくりもまったく同じなのです。。

そんななか『つながる家+つなげる家』の建て前がおこなわれました!
すべての憂鬱を吹き飛ばしてくれるような昔ながらの家づくりの建て前。ここには明るい未来がしっかりと感じられます。今回この貴重な昔ながらの建て前の一般見学をおこないました。

私としては撮影などや、自分自身が設計した建物の組み方の粘りを生で確認したりと、かなりいっぱいいっぱいの状態で皆さまには十分なご説明も出来ませんでした。しかし昔ながらの家づくりの建て前が放つそのパワーの前には、もう言葉はいらないこと、皆さんの様子から感じました。見て感じて頂いて本当に心から良かったと思います。
参加者のなかには、教育現場の方もいて「昔ながらの家づくりを伝える活動をしていきたい」と熱心に見学されていました。もっとこんな機会が増えることで日本の和の家の良さというものが再認識されてくることでしょう。。


そして何と言っても素晴らしいのは・・『つながる家+つなげる家』の建て前では、若手大工さんたちによっておこなわれた事!この貴重な機会に、体感したいという若い大工さん達が駆けつけてくれました!こうやって確実に、昔ながらの家づくりが次の世代を育むための機会となってくれていること、本当に設計者としては嬉しく思うばかりです
棟梁の真人さんも、若いながらに十分にしっかりと建て前をこなしてくれました。末が楽しみ!関わってくれた大工さんたち皆が自信をもって勧める家づくりです。
そう、建て主さんの家づくりに込められた願い『つながる、つなげる』は、確実に未来にむけて種をつないでいます。。
家づくりは器づくりではありません。大きな大きな社会的な流れをうみだす作業。未来がより良く明るくなってくための種まきなのです。心から感じます。。


見ていて飽きない美しさ。そして心から感動がわいてきます。
ここにきっと心惹かれる美しい世界があるからなのだと 感じるのです。。
それを真理の世界と言うのかもしれません。
建築に関して全くの素人であっても「この家なら絶対、地震も大丈夫!」と言わせるほどの力強さがそこにあります。現代の多くの家づくりがなくした本物の力強さを感じます。。
有名な構造家が来てその耐震性を証明する必要もないほどの、安心感や力強さというのは確実に存在し、誰にでも感じることができます。真の道理の世界とは、そういったものなのかもしれませんね。。


全てが美しく愛おしい。。
木で出来上がった空間に、心からの安堵がうまれ、ただただ木の優しい空気に包まれます。
大黒さんが支えてくれているという安心感もありますね。。

関連記事

PAGE TOP